栃木県障害者スポーツ協会会長のご挨拶です。
5月に開催した特定非営利活動法人栃木県障害者スポーツ協会の総会において、麦倉仁巳会長の後任として会長に就任いたしました駒﨑でございます。
会長就任にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
当協会は、平成元(1989)年4月に設立され、その後、平成25(2013)年3月、特定非営利活動法人栃木県障害者スポーツ協会となり、今日に至っております。
令和4(2022)年10月には、本県で初めての開催となる第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」が開催され、個人競技7競技、団体競技7競技に加え、オープン競技3競技が行われ、開催地として過去最多の144個のメダルを獲得する素晴らしい成績を残しました。「いちご一会とちぎ大会」の開催は、多くの人々に感動を与え、未来へつなぐ大会とすることができたところです。
今後は、東京2020パラリンピックのレガシーと合わせて、「いちご一会とちぎ大会」のレガシーを確実に継承し、スポーツを通じて障害や障害者への理解を深め、社会参加を促進し、障害の有無にかかわらず共に生きる社会の実現に向けて、障害者スポーツのさらなる普及・推進が必要であると考えます。
私自身もリオデジャネイロ・パラリンピックに出場し、パラスポーツの魅力や価値を知るパラリンピアンとして、その経験を活かして、アスリート目線でも障害者スポーツにおける課題に全力で取組んで参りたいと考えております。
今後とも、当協会の活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、就任のご挨拶といたします。
令和5(2023)年 6月 吉日